医療事務 検定

話題の「医療事務」だけど、講座によって取得できる資格が違う?

うめ、というお祖母ちゃんのことを知っていますか?過去に医療事務を目指していたみたいなんですけど、そのお祖母ちゃんが美浜で温泉を当てたときは、本当に話題になったものです。それからホウレンソウって言葉をしっていますか?病院でもよく使われる言葉なんですけど、この言葉を始めにかんがえたのも、まるは本館のおばあちゃんなんです。意外に知られていませんよね。

現在、「医療事務」資格の広告は、様々なメディアで目にすることができますね。概ね同じように「医療事務」と銘打たれていますが、通信教育、専門学校、参考書での独学と、学習方法は様々ですが、通信教育の場合、受講する講座によって目指す資格が異なることはご存知でしょうか?

医療事務に関する資格は、国では定められていないため、様々な団体が運営しており、全体で30以上の種類があります。難易度もそれぞれに違いますが、特に最近初心者の方にも受験されることが多いのが、「医療事務管理士技能認定試験」と、「医療事務技能審査試験」です。合格率、難易度は双方同じくらいですが、試験の内容は異なります。主に通信教育など、独自に学習したい初心者向けの講座では、このどちらかに対応したものが多く見受けられます。

どちらがどうというような善し悪しではなく、自分が考えている資格と、受講する講座の内容が噛み合わなければ、合格は格段に難しくなりますし、せっかくの教材も無駄になっってしまいかねません。過去問題なども試験に合わせて作成されていますから、学科や実技の範囲や点数の配分が異なれば、本番で重大なミスを犯してしまいます。

まず、資格を取得しようと思い立ったら、自分がどの試験を受けるのかしっかりと意志を固めましょう。試験の内容や費用、受験地などしっかりと考慮し、どれが自分にとって最も適しているのかを考えます。その上で、独学で賄える場合には書店で参考書を購入する方法もありますが、通信教育など講座を利用する場合には、どの資格試験を想定しているのかを把握しましょう。講座も費用や方法等がそれぞれに異なりますから、逆にどれが自分に向いているのかを考え、受験する資格を決めてもよいでしょう。

資格を取得し、望む職業に就けるまでには、様々に過程を踏まねばなりません。自分にとって最善の道が開けるよう、出来る限り情報を収集し、スムーズに習得する方法を選びたいですよね。

病院の医事課で働きたい!仕事内容は?医療の知識はどれ程要求される?

医師や看護師、ケアマネージャーやヘルパーなど、医療、福祉の現場で活き活きと働いている人々に憧れ、病院で働きたいな、と思う方は多いのではないでしょうか。身体的、精神的に辛い思いをしている人々を支える職業という使命感が、より一層魅力的に見せているのだと思います。

そんな中、専門的な資格がなくても病院という場で働くことのできる職業に、医療事務があります。最近は資格試験の講座も増えましたから、取得してから就職活動に臨む方が増えていますが、実際には資格は必須ではありません。

ですが、資格が必要ないといっても、病院で働くからには、病気のこと、治療のことを詳しく理解していなければならないのではないか、と思わされますよね。お医者さんや看護師さんとまではいかなくとも、診療代を計算したり、患者さんのデータを管理したりするためには、どの程度医療の知識が必要なのでしょうか?

そもそも医療事務の主な仕事内容は、外から来られた患者さんの応対、治療費を計算した明細書(レセプト)の作成、データ入力、もし入院設備がある病院の場合は、入院することになった患者さんの手続きなどが挙げられます。あとはカルテの管理や、場合によっては医療秘書のような業務を任せられることもありますが、病院の規模によって様々です。

必要となるであろう知識については、資格試験で試される内容から窺ってみましょう。昨今初心者の方でもよく受験されるレベルの資格試験では、現在の医療制度や、医療保険がどういった場合に、どの程度治療費に適用されるかということと、現場でよく使われる医療用語、臓器や傷病といった医学的な基礎知識などが問われます。こうして見るとかなり幅広い知識が求められそうですね。

ですが、上記の試験に合格していなくともお仕事を始められるということは、万が一あらかじめこのような知識がなくとも、今後勉強してゆく意欲さえあれば認められるということです。事務処理に必要な範囲の医療知識があればよい、もしくは知ってゆけばよいということで、少なくともそれは皆さんが思っていらっしゃるほど高度な、専門家レベルの知識ではありません。

もし不安なら、書店などで資格試験の参考書をぱらぱらと開いてみて、どの程度の内容なのか確認するとよいでしょう。もちろん侮ってはいけませんが、医療は元々門外漢だから、とはじめから諦めてしまうのではなく、関心があるのであればまず飛び込んでみて、少しずつでも知識を深めていこうという精神が重要なのではないでしょうか。

「医療秘書」になるには「医療事務」の経験があった方がいい?

「医療秘書」という職種をご存知でしょうか?字面だけなら「医療事務」と似通っていますから、もしかすると内容も似ている?医療事務がレベルアップすると医療秘書になるんじゃ?と思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

これから医療事務を目指される方は、二つの立ち位置が違うとしたら、より自分に向いている方を選択したいと思われるでしょうし、医療秘書が医療事務にとって最終的に目指すべきところであるとすれば、どのように差が生じるのか知っておきたいと考えられるでしょう。また、医療秘書を目指そうとされている方は、医療事務を通過地点として経験しなければ難しいというものであれば、予備知識なしにはじめから医療秘書の資格を取得してよいものかどうか悩まれるのではないでしょうか。

医療秘書のお仕事は、対外的には医療事務とは異なるようです。「秘書」と名のついていることからも分かるように、どちらかといえばお医者さんの補佐としての意味合いが強いとされていますね。お医者さんの補佐といえばメディカルアシスタントも同様になりますが、メディカルアシスタントが処方せん作成など作業そのものを直接的に補佐するのに対し、医療秘書の場合、その病院や担当のお医者さんのスケジュールを把握し、内視鏡など特別な検査の予約の整理をするというような、間接的な補佐も求められます。もちろん知識量もよりお医者さんに近付けるように高くしなければなりませんから、専門性は上がります。

資格については、年に2度試験が行われているものがありますね。1級から3級までの検定となっていますが、やはり級が上がるほどに難易度も上がります。2級までは合格率も平均して70~50%程度と高いですが、1級になると30%弱ということですから、独学での取得を考えていらっしゃる方は、かなり本腰を入れて習得しなければなりません。

ですが、そうして資格を取得しても、レセプトの作成など基本的な知識が同様にあるせいか、病院によっては医療事務と全く変わらない仕事内容を任せられることもあるそうなので、向き不向きに関わらず、医療秘書を職業にしたいと考えられる方は、医療事務のお仕事も知っておいた方がよいでしょう。

以上のように、医療秘書になるために医療事務の資格や経験が絶対的に必要ということはありませんが、仕事内容に重なる部分があったり、病院の規模によって混同される場合もあったりしますので、資格取得などの際には充分に吟味して下さいね。

医療事務が意外と激務って本当!?残業はどれくらい?平均は?

パートやアルバイトではなく「社員」となると、定時で帰宅することが難しい職場が多い、とよく聞かれますね。任せられる仕事量がアルバイトとは違うというのもありますが、なかにはサービス残業の多さや徹夜続きになるほどの激務を理由に、職を離れることを選択する人、体調不良によってそうせざるを得なくなる人もいます。特に残業代の有無や、激務の疲労による鬱、身体異常については、昨今よく問題にされるところであり、社会人にとって危惧されるべきことでしょう。

では、企業ではなく、病院はどうでしょう。医師や看護師など、専門性の高い職業は、特に総合病院や大学病院など、一度にたくさんの患者さんを看なければならないところほど激務と言われます。そこで、現在資格として人気の高い「医療事務」のお仕事はどうなのか、資格取得や就職を考えている皆さんは気になるところだと思います。医事課のお仕事といえば、はじめにイメージされるところは受付業務でしょうが、病院の診察時間が終わった後も残業はあるのでしょうか?

まず、職場にもよりますが、基本的に残業はあると思ってよいでしょう。最近では医療事務のパート、アルバイトなども増えていますが、いずれにしても条件は同様です。

ただし、やはり比較的パートやアルバイトの方が定時帰宅はしやすいので、家事や育児など、長時間の拘束が厳しい事情のある方や、特別な用事で時間に追われることが多い方は、時給制ではありますがパートも考慮されてはいかがでしょうか。また、個人で経営されている病院の場合には、診察時間が終われば帰宅できるところもあるとのことです。上記のような事情がある方は、面接の際に尋ねてみてもよいでしょう。

そして、休日出勤の有無についてですが、これは病院によって大きく異なります。特に救急の患者さんを受け入れている病院は、場合によっては休日出勤(ゴールデンウィーク・年末年始含む)を頼まれます。ですが、毎回必ずではありません。休日出勤の恐れがある病院では、基本的に当番制が採用されており、交代で行われるようです。月に1~2度回ってくると思えばよいでしょう。

それから、24時間患者さんを対応できるようになっている病院では、一般的に早番、遅番と呼ばれるように、朝から昼、昼から夜といったシフト制が設けられ、受付業務を行いますので、日によっては夜までの勤務があると心得ましょう。総合病院、大学病院などたくさんの患者さんを看なければならない病院では、通常業務のなかで行うレセプト作成も、あまりに量が膨大なため、提出期限の直前に集中して時間が割かれることもあります。そのため、休日や祝日の出勤、深夜までの残業になることも考えられるでしょう。

以上のように、基本的には病院だからといって特別に勤務時間が短い、長いということもありませんし、一般企業の勤務形態に慣れた方でも無理なく順応できますね。

メディカルアシスタントって何?事務とは別の資格が必要なの?

「メディカルクラーク」は医療事務のなかでも、受付業務、診療報酬の明細書作成などといった内容のお仕事ですが、「メディカルアシスタント」という言葉があるのはご存知でしょうか?混同されがちですが、実は「メディカルアシスタント」というのは、同じ病院の事務のなかでも医師事務「作業補助者」を指すもので、お医者さんが記入する処方せんや診断書を代わりに作ったり、検査の予約などをしたりします。資格についても、メディカルクラークとは別個となります。

代表的なもので、「医師事務作業補助技能認定試験」があり、合格率は平均して50~60%程度のようです。試験内容はメディカルクラークとは違い、医科と歯科には分かれていませんが、同様に学科と実技が試されます。ただし、試験は年に6回ですので、医療事務管理士の資格よりチャンスは少ないと言えるでしょう。

ですがこれも、メディカルクラークと同じく就職に際して必ずしも資格が必要というわけではありません。比較的設備の整った大きな病院で求められることが多いので、メディカルクラークに比べて求人数が少ないのが現状ではありますが、志望の熱意が認められれば初心者でも採用される可能性はあるようです。

適性としては、メディカルクラーク以上に患者さんやお医者さん、看護師さんの近くで働くことになりますし、検査の予約なども任せられるとなると、様々な部署との連携が必要となってきますので、コミュニケーション能力に自信のある方、常に前向きな姿勢で仕事ができる方が求められます。

資格の取得方法としては、独学か、これも通信教育の講座が開講されていますね。メディカルクラークの通信教育と共に開講されている場合が多いので、医療事務管理士と、医師事務作業補助士の両方の資格を取得される方、またはそれを希望して勉強される方もたくさんいらっしゃいます。病院でのお仕事に幅広い関心のある方は、両方勉強してみて、自分に合った適性を考えてから就職先を選んでもよいでしょう。

「医療事務」資格って、取得したら新卒の就職にも有利なの?

就職難と謳われる現代、就職活動中の大学生の皆さんは説明会や就職試験対策、資格取得に大忙し!ですよね。例えば資格を取得するといっても、どんな資格が就職に有利なのか、これさえあれば必ず就職先はあると言われるようなものはあるのか、あるとすれば難易度はどのくらいか、考えることは多いでしょう。

では、昨今実用的な資格として人気を博している「医療事務」の資格を取得してみるとどうでしょう。一見手堅そうな印象がありますし、専門性の高い資格をとれば、就職先の幅も広がりそうですよね。通信教育を利用すれば最短半年程度で取得できますから、もし就活に有益なら……と気になっている方もいらっしゃるのではありませんか?果たして実情はどうなのか、見てみましょう。

もちろん独学で学習できる人もいますが、医療系ではない学部の大学生にとって、医療分野の学習内容はなかなか理解しがたいものです。恐らく大半の方が、通信教育による資格取得を目指すでしょう。すると結論から言えば、「医療事務」として病院に勤務したいという場合には、新卒の資格取得者にはそれなりに門戸が開かれています。もちろん熱意、人柄は再就職などの場合と同じように見られますが、医療従事者としての経験がある方の次に採用されやすいのが、資格取得者のなかでも新卒希望者、ありていにいえば若い方です。

これはなぜか、と申しますと、長期に働ける可能性も当然ありますが、何よりも「どこの気風にも染まっていない」ところが好まれるとされています。もしあなたが一般企業ではなく、医療機関で働いてみたい、という気持ちが少しでもあるならば、医療事務の勉強を始めてみてはいかがでしょうか。尤も「医療事務」は資格が絶対という職業ではありませんが、初めての就職先として考えるならば、最低限の知識の有無を証明するものとして、資格は取得しておいた方がよいでしょう。

決して「医療事務」の資格があれば必ず就職できると確約されるわけではありませんが、確実に就職先の選択肢は増えますし、専門外の知識に触れるきっかけにもなりますから、視野を広げるためのものとして、是非考えてみて下さい。

医療「事務」っていうけど、簿記やワープロ、珠算の資格は必要?

一般企業において「事務」といえば、簿記やワープロ、エクセルに珠算電卓といった資格や能力が求められますよね。企業によって要求するレベルは様々ですが、就職活動の際、事務を希望する場合、上記に関連する資格を取得してから臨む方が多いと思います。では、「医療事務」はどうでしょう?「事務」と銘打たれているからには、同様の資格が要求されるのでしょうか?

まず、簿記資格についてですが、これは医療事務とは全く異なる分野です。簿記というのはご存知の通り、企業における利益と損益を計算し、次年度に繰り越す作業ですね。基本的には日商簿記3級が個人商店事務、2級が株式会社事務、1級が会計士レベルと言われていますが、いずれの内容も病院における会計作業とは全く別物です。

医療事務は病院において、患者さんの医療費を計算し、明細書等を作成するお仕事ですから、病院そのものの損得には関わりがありません。もちろんもっていて不利益になることはありませんが、もっていないからといって医療事務の就職試験を受けられないかといえば、それにはまったく問題がないと言えるでしょう。

次に、ワープロとエクセルについてですが、これに関してはある程度使いこなせなければなりません。ただし、ワープロ検定や情報処理技能検定は、一般企業における書類作成、表作成を想定し、試験内容が作成されているので、病院におけるコンピューター操作に完全に生かされるかどうかというと、はっきりとは断言されないでしょう。ですが、ワープロ検定や情報処理技能検定を取得していれば、一定水準以上パソコンを使いこなすことができますよ、という証明になります。

パソコンを使用できるといっても、それがどの程度のレベルであるのか説明することはなかなか難しいものですから、できれば是非2級以上を取得し、就職に生かしてくださいね。

最後に、珠算電卓に関する検定についてです。主催によって内容は様々ですが、医療事務に関係があるのは「電卓」の計算能力ですね。医療事務は薬の値段(薬価)をはじめ、計算作業の多い職業です。現在では薬価も比較的簡単に割り出すことのできる医療事務専用の電卓も出ているそうですが、普通の電卓を使用しても構いません。
 
電卓は、ただ足したり引いたりするだけでなく、使用方法を工夫すれば複雑な計算が一度にできる優れものです。打つ速度のみならず、電卓技能検定ではそういった電卓の用途を正しく理解しているかも試されますから、必然的に計算作業の効率が上がります。これも必ずもっていなければならないわけではありませんが、就職した後のことを考えれば、出来れば取得しておきたい資格でしょう。

メディカルクラークとして働くのは難しい?試験の合格率は?

医療の現場に憧れ、「メディカルクラーク」の仕事を知り、いざ資格を取得してみたいと思った時、気になることはなんでしょう?真っ先に思うのは、やはり内容の難易度と合格率なのではないでしょうか。これには様々な団体、法人によって主催された資格、検定が存在し、その数は30以上にも上るとされています。そのうち今回は、最も代表的な三つを挙げ、その難易度と合格率を見ていきましょう。

①診療報酬請求事務能力認定試験

現在、医療事務に関する資格のなかで最も難易度が高いとされる試験がこれにあたります。前述した通り国家資格ではありませんが、「国家認定」された資格です。これは医師や看護師といった免許には値しませんが、厚生労働大臣によって認可されたものを指します。資格は医科と歯科に分かれていますので、希望の就職先を考えてどちらかを選択しましょう。

気になる合格率は、24年度の7月期の試験結果を参考にすると医科「29.7%」、歯科が「36.7%」とのことですので、どちらかといえば医科の方が難易度は高いと見えます。平均では、大体30%前後となるようです。試験は年に2回行われ、学科と共に実技も試されます。試験の名称どおり、診療報酬明細書(別称をレセプト)を作成するための知識、技量のほかに、医療に関する幅広い知識と状況対応能力が求められます。

基本的には既に医療関係者として従事していた方が取得を目指すことの多い資格ですので、初心者にはかなり厳しい難易度と捉えた方がよいでしょう。ですが、実際の現場経験がない方でも、一般に販売されている参考資料を用いて独学で必死に勉強し、取得される場合もあります。また、本気で取得したいけれど、独学ではとても追い付きそうにない、家庭学習の習慣がない、という方のために、専門学校も開校されているようですので、学費はかかりますが、相応の経験が積めるため、経済状況によっては考慮してみてもよいのではないでしょうか。

②医療事務管理士技能認定試験

これは、①に比べれば難易度が低く、けれどもしっかりと「医療事務管理士」としての称号が与えられるため、初心者の方をはじめとして人気のある資格です。

過去の具体的な数字によるデータは得られませんでしたが、公式ホームページによれば、合格率は平均して50%程度とのこと。半数は合格するものと考えれば、確かに心強いでしょう。しかも試験は年12回、月に一度行われています。試験はやはり医科と歯科に分かれ、学科及び実技が試されます。①ではレセプト作成が学科のなかで既に試験されますが、こちらは実技のなかに組み込まれています。

取得のためにはこちらも同様独学、専門学校といった方法もありますが、最近では通信教育もありますので、仕事をしながら目指すこともできそうです。

③医療事務技能審査試験

一般に「メディカルクラーク」と呼ばれるのはこの試験のようですね。歴史ある資格で、数十年に渡って受け継がれているとのことです。この場合も医科と歯科に分かれ、②と同じく年12回試験が行われているので、合格のチャンスは多いといえるでしょう。

試験の特徴としては、実技試験の多さが注目されます。①が実技2問、②が実技3問であるのに対し、③は実技Ⅰ、実技Ⅱに分かれ、合わせれば6問の実技試験が行われます。ですが、合格率は平均して50%とのことですので、難易度としては②と同程度と捉えてよいでしょう。

取得方法は独学か、あるいは通信教育が一般的のようです。初心者の方、就業しながらの取得も安心ですね

結婚退職した後でも、「医療事務」の資格があれば再就職はかんたん?

結婚した女性でも、働くことが当たり前の世になりつつありますね。「寿退社」などという言葉も、すっかり廃れてしまったように思います。ですが、結婚すれば当然妊娠、出産という展望が見えてきますよね。そうなるとどうしても、出産、育児のための休暇を申請することになります。

会社によって休暇の期間は様々ですが、気になるのは、やはり職場復帰後のことですよね。
法律では育児休暇は3年と定められていますが、それだけ休業してしまうと職場も様変わりしますし、ブランクが生じてしまうため、結局退職せざるをえない状況に陥る方も少なくないようです。それでも家計のために働かなければならない、パートでは心もとない、と思われる場合や、子どもも大分成長したし、そろそろ外に出たい、と思われる場合によく言われるのが、何らかの専門的な資格を取得すれば再就職に有利らしい、ということですね。

一口に専門的といっても様々ですが、とりわけ最近人気の資格として挙げられているのが「医療事務」です。医師や看護師といった国家資格ではありませんが、医療や福祉の現場は高齢化や激務による離職で常に人手不足とされていますし、何より人命や他者の健康を預かるという誇りがもてるといった理由から注目されるのでしょう。しかし、「医療事務」の資格を取得していれば、本当に結婚後の再就職が容易なのでしょうか?二つのパターンで見てみましょう。

まず、「元々医療事務、あるいは医療の現場に従事していた女性の場合」です。
前提として結婚前に医療事務の資格を取得していたということになりますが、医療事務の仕事は一応無資格でも可能なので、この場合は改めて資格を取得して再就職に望んだ、としても条件は同じです。

この場合は、比較的門戸が開かれていると思ってよいでしょう。医療の現場においては、何より実際の経験が重視されます。どの職種においてもそうだと思われるかもしれませんが、医療系の職業は特に命や安全に関わるものということで、経験者を望む求人が多いようです。あとは、休業期間に医療に関する制度や状況が変化したと考えられるようなことがあれば、知識として出来る限り身に付けておくとよいでしょう。

二つめに、「元々一般企業に勤めていて、医療事務に転職しようとしている女性の場合」です。この場合は、かなり厳しいと考えられます。前述した通り、そもそも経験者に対する求人が多いということもありますが、就職試験の面接で苦労される方が多いそうです。

面接の専門性の高さと、一般企業との差異を感じて戸惑うのはもちろんですが「なぜこの仕事に就きたいか?」「なぜその病院を選んだか?」といった質問に、医療事務として働いた経験のないあなたが、それらを具体的に話すことはかなり困難です。受験する病院の特徴を掴み、はっきりとした口調で熱意をアピールしてください。予めその病院に対する質問なども用意して行った方がよいでしょう。

また、このどちらでもなく、医療専門外の大学、高校を卒業して資格を取得し、就職先として考えている場合がありますが、これについては別項でお話します。

このように、結婚退職をした後の再就職先として医療事務を選べば、復帰は容易いか、といえば、決してそうではありません。ですが、この仕事への関心をしっかり伝えられれば、初心者からでもお仕事を始められた方はたくさんいます。これまで歩んで来なかった道に足を踏み入れるのは容易いことではありませんが、根気強く望めば、医療事務という職業が第二の人生になるのも目前です。

メディカルクラークにコミュニケーション能力は必須?面接はあるの?

近年よく目にすることの多い「医療事務」という言葉ですが、タイトルにもありますように、別名として「メディカルクラーク」と称されることもあります。皆さんが想像されるところでは、恐らく病院の受付で対応をして下さる方々の姿が浮かぶことでしょう。昨今手堅い資格として人気を博しているものの一つではありますが、さて、この仕事を希望するにあたって、今回注目したいのは「メディカルクラーク」というお仕事における対人スキルの必要性についてです。

もちろん、病院だって企業に勤めるのと同じく、毎日決まった時間に出勤しなければなりませんし、上司や先輩、同僚もいるわけですから、最低限の礼儀は必須です。ですが皆さん、気にされる部分は恐らく「患者さん」でしょう。受付を任された場合、一般事務と最も異なる点ではないかと考えられます。

接客業ではありませんから「お客様」ではないし、だからといってどの程度、例えば接客業をされている方のような対人スキルをもっていることが望ましいのか、図りかねるのではないでしょうか。では、考えてみましょう。皆さんが病院を受診した時、受付の方がどのような対応をして下さったら気持ちがよいでしょうか?

まず大事なのは「笑顔で挨拶ができること」です。なかには初めてその病院を受診される方もいるでしょう。患者さんが安心できるよう、出来る限り穏やかな笑顔で「こんにちは」と声をかけて下さい。また、繰り返し通院しなければならない患者さんもいらっしゃいます。そういった方のなかには、長年通われて病院を癒しの場のように思われている場合もあるでしょう。

もし話しかけられることがあれば、にこやかに応対しましょう。ただし、場合によっては医療事務の領分を超えた質問や要求をされることもあります。患者さんに親しむあまり、また心証を損ないたくないばかりに適当に回答してしまうと、のちの大事故にも繋がりかねませんので、ご法度と心得ましょう。あるいは、「上記のような心がけはあるけれど、改まった場所で発言するのが苦手で……」という方もいらっしゃいますね。

就職する際の採用試験は仕方がないけれど、そもそも資格取得の時点で面接などが設けられていると自信がもてない、なんて思われているのでは?「メディカルクラーク(医療事務)」と銘打たれた資格は多くの団体や法人によって主催されていますが、基本的に面接試験はありません。最も難関とされる国家資格認定されているものであっても、試験内容は筆記と実技のみです。

ですから、学科や実技の勉強を頑張れば、試験には合格することが可能なのです。コミュニケーション能力が必要となってくるのは、就職試験の際の面接、そして実際に職に就いてからです。事務職とはいえ、医療の現場は就くためにも、就いてからも努力をし続けなければなりません。それでも笑顔を絶やさず、院内で働く方々や患者の皆さんへの心配りも必要とされるメディカルクラークは、人並み以上のコミュニケーション能力を求められるといっても過言ではないでしょう。